もあいさんから【有休なのでサバを釣りに行く】というメールが来た。
『チッ!!一人で行きやがる気だな・・・』
あまりにも小生がストーキングするので、一人で釣りに行くために有休を取得したようだ。
・・・
ふふっ、小生もナメられたもんだ。
【奇遇ですね。その日は小生も有休なので一緒に行きますよ・・・】
と返信しておいた。
という事で、平日にババ混み必至ポイントへ。
1時に着いたが既に5・6人の釣り人が・・・
『マジでか・・・あんたら仕事してんの??』
早く着きすぎたので黒シーバスを狙ってみたが反応無し。
アイツは狙うと釣れないので嫌いだ。
シーバス専門でやってる人ってホントにスゴイと思う。
シーズン問わず釣ってるもんね。
小生はシーズンに応じて、何でもいいので釣れそうな魚を狙っているにも関わらず釣れない。
あまり食べるのは好きじゃないから、釣れるのならエイでもボラでもなんでもイイのに・・・
激しく凹みつつビールを飲みながらボーっとしていると、
もあいさんが釣り場のゴミを拾い始めた。
「善人ぶってもブログには書きませんよ」
と忠告したのだが、
「自分が釣りする場所が汚かったら嫌でしょ」
と言いながらゴミ拾いを続けていた。
おそらく、本心がバレてしまったが引くに引けなかったのだろう。
まぁ、そのゴミは最終的には小生が自分の出したゴミとまとめて持って帰ったので
小生こそが真の善人だ。へへっ。
徐々に空が白み始めワサワサと釣り人が集まってきたのだが、
ああいった状況では厚かましいもん勝ちだと改めて感じた。
ギュウギュウの釣り場で投げてみるが全然釣れない・・・
周りでも揚がったのはサビキの方が釣った中サバ1匹のみ。
今日はダメな日かと諦めていたら、遠投サビキの方が大サバGET。
早々にルアー釣りは諦めて、小生も遠投サビキにチェンジ。
小生の使っているシーバスロッド・EXSENCE S1100H/Rは色々と便利だ。
ジグも投げれるしプラグも投げれるしサビキも投げれる。
なんでもかんでも投げたい放題だ。
ウキはPEとリーダーの結び目で止まるので、ウキ下はリーダーの長さ。
小生の場合はリーダーが1.5ヒロぐらいだったので、そのまま仕掛けを結んでウキ下は1.5ヒロ。
遠投サビキは初めてやってみたが、タナ調整の重要さが後になって分かった・・・
カゴにアミエビを詰め込んでブン投げる。
ウキを眺めてボーっと待つが全然ウキが沈まない。
エサ釣りなら余裕で釣れると思っていたが、サビキ釣りもなかなか難しい。
ってか、周りの本気仕様のサビキンガーも釣れてない・・・
さっきのは単発だったのかと思っていたら、近くの方が大サバGET。
いいなぁと思いながら、その方をチラ見しているとまた大サバGET。
その方だけバンバン釣っている。
その方の仕掛けを見てみると、
サビキの上にカゴが付いているカゴ釣りみたいな仕掛けを使っていた。
とてもカッコいいので小生もマネすることにした。
元々、サビキの下にカゴを付けていたのだが追加でサビキの上にもカゴを付けてみた。
カゴをサビキの上下に付けたアミエビ使いまくりのブルジョア仕様だ。
これなら小生でも釣れるはず・・・
ワクワクしながら投げようとしたが、
投げる際にキャパオーバーでロッドから明らかにヤバそうな音がしたので一投で終了・・・
『我ながら何やってんだ・・・』
己の不甲斐なさに激しく落ち込んでいると、もあいさんにHIT。
すかさずタモを入れに行ったのだが見事にスカッ・・・
残念ながらバレてしまった。
謝る小生にもあいさんは「大丈夫ですよ」と仰っていたが、
瞳の奥は殺気に満ち溢れていた。
今度タモ入れに失敗したら流石に怒られそうだ。
どうせ怒られるのなら次回は魚を掬うフリをして、もあいさんの頭に激クサのタモを被せてみよう。
・・・
うん、間違いなく殴られるので止めておこう。
貴重な一匹を小生のせいで・・・
なんて責任は微塵も感じずノホホンと釣りを続けていたら、もあいさんにまたHIT。
今度はブッコ抜いて大サバをGETされていた。
羨ましいなぁと思いながら投げ続けていると、
小生のウキが変な動きをし始めた。
すると、ウキがスポンッっと沈んだ。
『4000XGをナメんなよ!!』
すかさずゴリゴリ巻いて回収。
『あっ、ヤベッ。合わせるの忘れてた・・・』
でも、もあいさんの華麗なタモ入れにより小生も念願の大サバGET。
ホントはジグで釣りたかったんだけど、サバに関しては手段は選ばない。
食糧確保が最優先だ。
何センチから大サバなのか知らないが、たぶん大サバのはず。
ゴマサバの方がカッコいいので好きなのだが、釣れたのはマサバだった。
結局、小生にはその1匹だけ。
小生はウキ下1.5ヒロでやっていたのだが、
どうやらもうちょっと長めの方が良かったみたいだ。
サビキ釣りもなかなか難しい。
あっ、ちなみに小生が釣れた時の仕掛けは上から順にウキ・カゴ・サビキ・重り代わりのジグ。
色々と付属品が付いているが一番下にはジグが付いているので、
ジギングと呼んでも差し支えないだろう。
まぁ、ジグにはフック付けてなかったけどね。
サビキンガーの中で釣れていない方もいたが、
たぶんタナがズレてたんだな。
小生はテキトーな仕掛けだったが、運良く釣れてよかった。
遠投サビキって難しい。
でも、遠投サビキって楽しい。
ウキがスポンッと沈むあの瞬間が堪らない。
また機会があればサビキってみよう。
持って帰ったサバは刺身で食べたが、ホント美味い。
サバの刺身だけで1ヶ月ぐらいイケそうだ。
いや、無理だ。流石に飽きるな・・・
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では(´・ω・)ノ