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2014年12月04日

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)

今年に入ってから、もあいさんに教えて頂きながら

すっかりハマってしまったオフショアジギング。

ショアでは全然釣れない魚が、わりかし手軽に釣れるってのも魅力だけど

行けば行くほど難しさが分かってきて

その分狙って釣れた時はホント嬉しい。


小生はまだまだ初心者だが、この楽しさを味わって頂きたい。

という事で、兄を誘ってみることにした。

今までに何度も兄と釣りに行ったことはあるんだけど、

釣れない。

ビックリするぐらい釣れない。

まぁ、一人で行っても釣れないので仕方ない。


でも、オフショアならどうにかなるんじゃないかと・・・

青物釣ってワイワイ出来るんじゃないかと・・・


まぁね、結果から言うとね

オフショアはそんなに甘くねぇ。

オフショアなめんなよってね。


ホント、オフショアなめてた。



兄を誘ったのが確か火曜日だったかな。

んで、その週の土曜に行くことになったので急いで準備。

リール買ったりライン巻き替えたりワクワクしながら準備。


前日の金曜に船長に出船確認。

まぁ、天気予報も大丈夫っぽかったから心配はしてなかったんだけど

やっぱり出船が決定すると嬉しいね。


という事で、いつも通りビール飲んでノンカフェインのリポビタン飲んで就寝。

起きてみるとスゲェ元気。

『なんだ、このみなぎるパワーは!?もう釣れる気しかしねぇ!!』

ってね・・・

思ってたんだけどね。


いつもは舞鶴若狭道で行ってたけど今回は播但道で行くことに。

何時間かかるか分からないから3時に出発。

いつもは、もあいさんとベラベラ話しながら行くので特に気にならないんだけど

一人だとね・・・

スゲェ暇。

播但道は単調な道だから余計に暇。

ポケェ~っと車を走らせること2時間半。

ヤル気満々の5時半着。

早く来過ぎた・・・


暇なので朝食食べたり歯磨いたりブラブラ散歩してみたり。

7時集合って約束してたんだけど、兄もヤル気満々の30分前集合。

早速、船に荷物を載せて準備。

ミヨシは上手な人のポジションのような気がするので今回も右トモGET。

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)

今回お世話になったのは網野のSeamanさん。

小生は日本海の船にしか乗ったことないんだけど、

土地柄なのかな?

どこのジギング船も船長は皆さん穏やか。

中でも、Seamanの船長は親しみやすい人柄だった。


この日は8人で出船。

網野の船は港出てすぐのポイントでお土産のハマチ狙いのイメージだったのだが、

船はどんどん沖へ。

そして、最初のポイント。

確か水深80メーターぐらいだったかな。


もうね、全然釣れない。

何も釣れない。

誰も釣れない。

アクション変えてもジグを変えても何も釣れない。

船長曰く、ジグを動かしてたらスレ掛かりしそうなぐらいの大感度らしいんだけど・・・


暫くしてポイント移動。

釣れない。


暫くしてポイント移動。

釣れない。


暫くして、大きくポイント移動。

そこには見覚えのある船もチラホラ。

船団を見て、テンションUP。


でも、釣れない・・・

そして、10時ぐらいだったかな。

左トモの方にメジロHIT。

もうね、その方が神に見えた。

今日はダメな日だと諦めかけていたが、一筋の希望の光が見えた。


もうそれからボッコボコ。

船上の全員が期待に胸を膨らませたと思うんだけどね、

・・・

誰も釣れねぇ。

完全にハズレの日だ・・・


もう小生は釣れる気がしないのでキャビンで一服。

すると、船長に話しかけられた。

船長 「休憩ですか?」

小生 「はい、腕がダルくなってしまって・・・」

・・・

話の流れからして「初めてですか?」っぽい感じで、

船長 「こっちには良く来るんですか?」

小生 「いえ、今日で6回目です」

まぁね、船長も驚いただろうね。

小生のステキな丹後ジャークを見て・・・

初めてじゃねぇのか!!ってね。

6回も来ててソレかよ!!ってね。


でもねぇ・・・

アクションがどうとかっていう問題じゃないような気がするんだよねぇ。

そんな事を思いつつ釣り座に戻ってシャクシャク。

うん、釣れねぇ。


そして、ポイント移動。

沖へ・・・

もっと沖へ・・・


そして驚愕のアナウンスが。

「はい、やってください。130メーターです」

『えっ!?』ってなった。

まぁね、えらい沖に行くなぁとは思ってたけどね。

そら、海なんだから沖に行くと深くなるのは当たり前なんだけどね。

130って!!

今まで100メーター前後しか経験の無い小生には、ぶったまげだった。


まぁね、深くなってもやることは同じ。

ドテラで背面側に流れていくので、前方にチョイ投げ。

そして、着底を待つ。


小生は普段からラインの色の確認とかフォール時間のカウントとかしないので、

深さがイマイチ分からない。

なので、この時点では深いという実感は全くない。


まぁね、深くなってもやることは同じ。

着底したので、とりあえずロングジャーク・・・

『重っ!!』

いつもと同じ重さのジグでも水の抵抗でスゲェ重い。


腕がモゲそうだが、必死で40メーターぐらいシャクシャク。

そして、もう一度フォールさせて着底を待つ。

いつもなら、これを3セットぐらいしてから

上まで回収して落としなおすんだけど・・・

2セット目のフォールで左トモの方と絡まってしまった。

絡ませてしまった方、どうもすみませんでした。


という事で、この日はジグを底まで落としたら

毎回上まで回収しないといけない状況。


もうね、なんて言ったらいいんだろう。

地獄だよね。

アクションさせてる時は必死なので気にならないんだけど。


底から40メーターぐらいアクションさせて、残り90メーター回収。

いつもなら上までアクションさせながら回収するんだけど、そんなの無理っ!!

タダ巻きで回収してても途中で休憩入れないといけないぐらい腕パンパン。

オフショアなめてた・・・


最初はパターンを見つける為に

落とす度に丹後ジャークとワンピッチを交互にやってたんだだけど、

徐々に負担の少ないワンピッチの割合が増えていく。

そして、フワフワしてみたりビシバシしてみたり色々とアクションを試してたらHIT。

重いけど引かない。たぶんミニメジロ。


小生は前回の釣行で気付いた。

今まで日によって同じ大きさの魚でも引く力が違う事を不思議に思ってたんだけど、

あれは魚の引く力じゃなくて水の抵抗だったんだね。

同じ大きさでも深場で掛けると水の抵抗で重い。

同じ水深ならミニメジロは重いだけだけど、デカメジロは重いうえに引く。


という事で、こいつはミニメジロだ。

とはいえ、貴重な一匹なのでバラさないように慎重に。

硬い方のロッドだったのでリフトすれば素直に浮いてくる。

でもね・・・

ピキッてなった。

前回痛めた腰が、またピキッてなった。

日常生活では問題なかったんだけど・・・


「痛っ・・・痛い・・・」

ヘタレ感満載の態勢でなんとかGET。

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)
(腰の痛みを笑顔でごまかしている兵庫県出身30代男性の図)

「諦めてたからめっちゃ嬉しいわぁ」

と喜んでたら船長から一言。

「船に乗ってる以上は絶対諦めたらあかん」

・・・

『カッコええ・・・』

なんか知らんけど、めっちゃカッコええ。

『この言葉を胸に頑張ろう』

と思ってから数分・・・



『はぁ・・・釣れねぇ』

思いのほか、早く諦めた。

いよいよ釣れ始めるかと期待していたが、誰も釣れない。


キャビンの中からは船長の嘆きの声が・・・

「頼むから釣れてくれぇ~!!」

毎回思うけど、船長って大変な仕事だと思う。

魚の居るところに釣れて行くのが船長の仕事。

そこから先は客次第。

こっちも必死に頑張ってるんだけどねぇ・・・


いつも通りジグを落として軽くサミングしながら

ボケ~っとフォールさせてたら今度は隣の方と絡まってしまった・・・

ホント、すみません。


150gは流れてしまうのでジグを交換。

リアバランスの160gも流れていく。

200gも流れていく。


どうしたらイイんだ・・・

オフショアなめてた。

日本海は150gでイケると思っていたが、深場では軽すぎた・・・


なるべく周りの方に迷惑を掛けないようにシャクシャク。


ダラダラした時間が流れる中、左トモの方にメジロHIT。

しかし、またしても単発。

暫く120・130メーターラインでやってたけど反応が無いので、

徐々に陸に向かって戻っていく。



移動先には船団が。

折れかけていた心も復活してシャクシャク。


深さが違うだけで、体への負担が全然違う。

再び、色々なジャークを試しながらパターンを探す。

でも、釣れない。


過酷な時間が過ぎていき、ついに帰港の時間である16時に・・・

だが、船長の判断で残業決定。

まぁね、メジロ3本じゃ帰れないよね・・・


でもねぇ・・・

『釣れない日の残業は、たいがいサービス残業なんだよねぇ』

小生は誘った身でありながら、半ば諦めながらシャクシャク。

兄はデビュー戦でありながら、諦めずにシャクシャク。

・・・

ハズレの日だからって諦めるわけにはいかん!!


【船に乗ってる以上は絶対諦めたらあかん】

船長の言葉を思い出す。


日が暮れるのは早いので残業といっても30分ぐらいが限界か?

それなら悔いが残らないように死力を尽くそう!!


ポイント移動してから暫くすると、左ミヨシの方にサワラHIT。


まだ終わってない!!

諦めたらあかん。

ワンピッチでビシバシしてたら小生にもHIT。

水深が浅いので軽い。引かない。

あれ!?ハマチか?

もうこの際、なんでもイイからバレないでくれ!!

ゴリゴリ巻いて回収。

船長にタモ入れして頂き、デッキに降ろした時にはフックが外れていた。

危ねぇ・・・

フッキングちゃんとしてたのに・・・

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)
(疲れきって笑う元気のない兵庫県出身30代男性の図)

1匹目と同じぐらいのメジロGET。



暫くして大ミヨシの方にHIT。

でも、残念ながらバラシ・・・

間もなく、右ミヨシの方にHIT。

でも、残念ながらバラシ・・・

この日は食いが浅かったのかな?

小生が1匹目に釣った魚もフックが口の外に掛かってたし、

2匹目は直ぐにフックが外れたし。


そして、ついに兄にもHIT!!

「よっしゃ!!」

この日で一番大きい声が出た。

この日で一番興奮した瞬間だった。


しかし、追い合わせをしようとした瞬間・・・

フワッ・・・

無念のフックアウト・・・

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)

帰ってからフックを確認するとケプラーが傷んでたし、

収縮チューブに歯型が付いてたのでサワラだったのかな??


兄には最後の最後まで諦めずにシャクリ続けてもらったが、

辺りも薄暗くなり帰港の時間。


港に戻ると他の船は既に帰ってきていた。

船長、最後まで粘って頂き有難うございました。


寒鰤か?ハマチの入れ食いか??って期待してたんだけどね・・・

丹後 オフショア 地獄の130メーターライン (11/22)

終わってみれば船全体でメジロ4・サワラ1。

兄のデビュー戦には厳しすぎる日だった。

ジグを落としてテキトーにシャクってるだけで

釣れちゃうようなアタリの日もあるんだけどなぁ・・・


家に帰ってから他の船の釣果を確認してみると、

同じような釣果の船もあれば中には大漁の船も。

素人考えで、単純に「船選び間違えたか!?」って思ったけど・・・

よくよく考えてみると間違いなく感度は出てたんだから、

パターンを見つけれたら釣れてたんだろなぁ。

まぁ、小生はメインのポイントであった130メーターラインで

体力的にろくにシャクレなかったから論外だ。



兄にはホント申し訳ない・・・と凹んでいたが、

「掛かっただけでも楽しかった」と言ってもらったのが救いだった。


小生の初戦はもあいさんに連れて行って頂いた。

兄とは違い、小生は鬼のように凹み倒していた。

今回初めて誘った側の身になって、改めてもあいさんに申し訳ないことをしたと思った。

よくもまぁ、2回目も誘って頂けたもんだ。

有難うございます。

お礼に何かしら要らないものを差し上げますね。



兄のオフショアデビュー戦。

今回はね、ちょっと日が悪かったけど次回は、次回こそは!!

・・・

アタリの日に行けたらいいんだけど。

という事で、またリベンジ行こう。



今回のタックル。

【HARD TACKLE】

ROD : ORI Gokuevolution HJS54-200
REEL : SHIMANO BIOMASTER SW 8000PG
LINE : DUEL HARDCORE X8 4号
LEADER : SUNLINE SYSTEM SHOCK LEADER 60lb

【SOFT TACKLE】

ROD : AZZURO ADRIA AZAR-63S200ST
REEL : SHIMANO BIOMASTER SW 10000HG
LINE : DUEL HARDCORE X8 2.5号
LEADER : SUNLINE SYSTEM SHOCK LEADER 40lb

ジグは2匹ともストラッシュ ブルピンイワシ 150g



今回は貧果だったので、「オフショアは楽しいので行ってみてください」

とは気軽に言えないんだけど・・・

アタリの日だとホント楽しいので行ってみればイイと思いますよ。

あっ、レンタルタックルは船宿によっては無料ってとこもあるみたいです。

近畿の釣果情報はコチラ

ではლ(◉◞౪◟◉)ლ  








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